横浜市では様々な再開発が進行しています。
率先して再開発をすすめる地域である「都市再生緊急整備地域」には横浜市では「横浜山内ふ頭」や「横浜都心・臨海地域」、「上大岡駅西地域」などが指定されています。
特に横浜駅周辺や臨海地域である「みなといらい21」地区などは商業・経済も集積し、今後も大規模な再開発が予定されています。
地域名 | 面積【】は特定地域 |
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横浜山内ふ頭地域 | 7ha |
【特定地域】 横浜都心・臨海地域 ※ H24.1.25 地域統合 (旧名:横浜駅周辺地域、横浜みなとみらい地域) |
252ha【233ha】 |
横浜上大岡駅西地域 | 7ha |
<内閣府「都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域の一覧」>
みなとみらい地区は1980年代から開発が始まり1989年の横浜ベイブリッジの開通とともにこのエリアは注目されるようになりました。
現在も再開発や新たな企業の移転も進んでおり、就業人口の増加から周辺の住宅需要の増加も見込まれます。
企業だけでなく、商業施設も多く建設されています。
またベイエリアの風景も横浜の名所となっており、イメージアップから横浜の人気につながっています。
平成28年 | 平成22年 | 増加数 | |
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就業者数(年末時点) | 約103,000 人 | 約79,000 人 | 約24,000 人 |
事業所数(年末時点) | 約1,760 社 | 約 1,420 社 | 約340 社 |
来街者数(年間) | 約8,100 万人 | 約5,800 万人 | 約2,300 万人 |
ワンルームマンションのエリアを選択する場合には、交通利便性が重要となってきます。
横浜エリアでは交通のネットワークが発達している事も特長です。
さらに相鉄線の都心直通線計画が進行しています。これは相鉄線のJR線直通と延伸により、新横浜を通り東急線の日吉に接続するものです。
海老名・湘南台方面から新横浜や東急線などに直通運転となり、利便性が向上します。
特に「新横浜」駅は東海道新幹線の全線停車駅となっており、広域交通の利便性も向上します。
今、日本には訪日外国人が多く訪れていますが、クルーズ船を利用した訪日客も多くなっています。またシニア層でもクルーズ船を利用した旅行が人気となっています。
2017年にはクルーズ船による旅客数は前年比27.2%増の約253万人となりました。
日本の港湾の中では、横浜港は寄港数では総合4位となり、日本船社が運航するクルーズの寄港数では1位となっています。
日本籍では最大となる大型クルーズ船「飛鳥II」なども横浜港を母港としており、横浜港の大桟橋ではよく寄港している姿を見る事ができます。
クルーズ船によって多くの人が訪れ、横浜の経済効果が大きくなるとともに、横浜の知名度も世界的に上昇しているのではないでしょうか。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | |
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港湾名 | 博多 | 長崎 | 那覇 | 横浜 |
寄港回数 | 326 | 267 | 224 | 178 |
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | |
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港湾名 | 横浜 | 神戸 | 名古屋 | ベラビスタマリーナ (広島県) |
寄港回数 | 121 | 73 | 30 | 28 |
<国土交通省「2017 年の訪日クルーズ旅客数とクルーズ船の寄港回数(速報値)」>
横浜は港が近くにあり、古くから外国との貿易も開始されており、異国情緒漂う建物やスポットも多く、人気の観光スポットともなっています。
住宅は「オンとオフ」の切り替えが重要です。もちろん住宅は職住近接が理想ですが、通勤の便に加えて、楽しめる日常が近い所にあれば、心も身体も「オフ」の時間を満喫する事ができます。
横浜駅近くには多くのデパートや「ベイクォーター」「そごう」など、またみなとみらいには「ランドマークタワー」「ワールドポーターズ」「MARK IS」「赤レンガ倉庫」「MARINE & WALK YOKOHAMA」を始め多くの商業施設があります。
またベイブリッジやみなとみらいの夜景も有名です。
「JR関内」駅前には「横浜スタジアム」があり、ベイスターズを始め野球の試合が行われています。また新横浜には「日産スタジアム(横浜国際総合競技場)」などもあります。
「横浜アリーナ」では大型のコンサートも行われます。
横浜には横浜開港以来の歴史があり日本最大の中華街である「横浜中華街」があります。
また関内駅近くの「伊勢崎モール」や「阪東橋」駅近くに「横浜橋商店街」など古い歴史のある商店街などもあり、飲食店なども多く多くの人でにぎわっています。横浜には新しい大型の商業施設に加えて歴史を楽しめるエリアも多くあり、こうした魅力も人気の秘訣となっています。
以上ざっと見てみましたが、非常に多くの魅力にあふれている都市である事が分かります。こうしたことから「横浜」エリアは人気・将来性ともに高く、不動産投資の立地としても優れていると考えられます。